削除n

①以下は、選択している行を「削除」という名前のシートの7行目に挿入し、移動元の行を削除するVBAのコード例です。

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Sub MoveSelectedRowToSheet()
' 現在選択されている行をコピー
Selection.EntireRow.Copy

' 「削除」という名前のシートの7行目に挿入
Sheets("削除").Range("A7").Insert Shift:=xlDown

' 移動元の行を削除
Selection.EntireRow.Delete
End Sub

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②複数行を移動させる場合は、以下のようにコードを修正することができます。

 

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Sub MoveSelectedRowsToSheet()
Dim selectedRows As Range
Set selectedRows = Selection.EntireRow

' 選択された行をコピー
selectedRows.Copy

' 「削除」という名前のシートの7行目に挿入
Sheets("削除").Range("A7").Resize(selectedRows.Rows.Count).Insert Shift:=xlDown

' 移動元の行を削除
selectedRows.Delete
End Sub

 

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このコードでは、選択された行を selectedRows 変数に格納し、その行を一度にコピーしています。そして、Resize メソッドを使用して、挿入先のセルの範囲を選択された行数分に拡張し、Insert メソッドで一度に挿入しています。最後に、selectedRows 変数で選択された元の行を削除しています。

このコードを実行することで、選択された複数の行を「削除」という名前のシートの7行目に挿入し、移動元の行を削除することができます。